平成２９年４月２４日午後１時３０分より、全国社会福祉協議会第３・４・５会議室にて、平成２９年度全国児童家庭支援センター協議会総会が催されました。

全国から１０６名（８９センター）の参加者を得て開催された総会では、昨年度、厚生労働省の補助基準額が変更されたことに関し、その経緯を説明するとともに、ハンドブック改定及び統計・実績カウントの標準化に取り組んだ旨が報告されました。また総会の質疑応答では、特に研修の充実について意見交換が行われました。

なお同日開催された幹事会において小木曽宏氏（児童家庭支援センターふたば）が会長に再選され、総会にて承認を得ました。

総会後は、厚生労働省家庭福祉課の田野剛課長補佐を招き「運営事業における基準額の考え方」について意見交換を行いました。自治体の財政事情による補助金独自カットの問題や指導委託の課題について熱心な討論が行われ、補助金交付に関する制度設計と支援現場の実態との乖離が浮き彫りとなりました。