令和元年度北海道児童家庭支援センター協議会 実務者研修会
令和元年9月19日(木)、20日(金)の2日間、札幌市の研修室にて北海道児童家庭支援センター協議会の臨時総会と実務者研修会が開催されました。全道から12センターと児童養護施設2施設の計28名が参加しました。1日目は臨時総会が行われ、今年度から新たに加わったいぶり・ひだか児童家庭支援センターしずくのご紹介の他、各センターから昨年度の活動実績や、今年の取り組みなどについて報告を行いました。地域の特性を踏まえた各センターの活動の状況や課題などを互いに情報共有し、今後も連携を強化していくことの大切さを再確認することができました。
2日目は、講師に藤女子大学の小山和利教授をお迎えして、「発達障害に関するいくつかの疑問」というテーマで研修会が行われました。発達障害の特性に対する具体的な支援や、発達障害と虐待の関連やその違い、保護者支援などの幅広い内容を講義していただきました。保護者がどのような心理状況に陥りやすいのか、ある問題行動が起きている子どもにどう支援したらいいのかをわかりやすく教えていただいたことで、今後の支援につながる学びができました。今回の研修会を通して、発達障害にかかわる事柄について改めて学び、支援のあり方について振り返る良い機会となりました。