平成30年度中部地区児童家庭支援センター協議会実務者研修会
平成30年11月6日、岐阜県にあるハートフルスクエアーGにて平成30年度中部地区児童家庭支援センター協議会実務者研修会が開催され、15センター34名が参加し、とても有意義な研修会となりました。
・講義① 「児童家庭支援センターの現状と今後果たすべき役割」
全国児童家庭支援センター協議会会長 橋本 達昌氏
・講義②③ 「児家センの市町村児童相談所支援を考えるー実態調査を通して」
中央子ども相談センター児童家庭相談派遣専門職 梶井 悟氏
・活動報告 「関係機関との連携〜子ども家庭支援センター麦の穂の取り組み」
子ども家庭支援センター麦の穂センター長 平井 公子氏
・グループディスカッション
講義①本年7月6日に「都道府県社会的養育推進計画策定要領」が発出されました。これを受けて都道府県は2020年の3月末までに都道府県推進計画を改定しなければなりません。全児家センからの(3つの視座からの)6つの提起からも、これからの児家センの在り方や役割が具体的に示されており、橋本氏よりさらにポイントを整理し、具体的な方策をご教示頂きました。
講義②③では実態調査を通して、感じたこと等を基にお話しくださり、また岐阜県内の児家センへのお願い事として6点のことについて話されていました。(①市町村児童家庭支援の方向づけ②市町沿うん相談窓口に支援の意思表示③要保護児童ケース対応への積極的参画④児家センの積極的参画で、要対協の強化⑤在宅支援対応と施設対応の接着⑥さらなる児家セン設置の推進)これは岐阜県内の児家センだけでなく、他県の児家センにも努力する必要性があると感じました。
活動報告として麦の穂学園の里親支援機関、市町村連携についての取り組みを報告して頂きました。グループディスカッションでは①市町村家庭相談との連携・支援②里親支援について話し合いを行ないました。各グループ活発な意見交換が出来、また、それぞれ違う立場の方の意見等も聞くことが出来ました。自分たちが出来ることを考え、これからの児家センの在り方・連携・支援・里親支援についてやるべきことが明確になったのではないかと思います。