平成30年度 第1回 近畿地区児童家庭支援センター協議会研修会
平成30年10月10日、奈良県の児童家庭支援センター「あすか」(以下「あすか」)で開催された研修会には、近畿地区の13センターから35名が参加。経験年数も立場もさまざまな参加者同士の交流の場ともなる研修会となりました。
午前の部では、「あすか」の母体となる社会福祉法人飛鳥学院の施設を見学。児童養護施設をはじめ、保育所、学童保育所、児童発達支援事業所など地域のニーズに即した活動内容について説明を聞きつつ、奈良の土地柄や歴史が感じられる施設でした。その後4つのグループに分かれ、昼食を挟んで交流会。地区内の他センターの活動の特色について意見交換をしました。
午後の部では、飛鳥学院理事長で「あすか」のセンター長でもある河村喜太郎氏より「地域における子育ての社会支援システムの構築~適切なケース援助の進め方」について講義いただいた後、「あすか」の援助事例を7例挙げ、紹介いただきました。各事例について、参加者から活発に質問が出され、ケースの理解を深めました。午前、午後ともに時間を存分に使っての有意義な研修となりました。