去る9月8日（金）に札幌市において、平成29年度北海道児童家庭支援センター協議会実務者研修会が開催されました。今回の研修会には、全道から１２センターが集まり、講師に全国児童家庭支援センター協議会副会長の橋本達昌先生と児童家庭支援センターあすなろ子育て広場の砂山真喜子先生をお招きしました。

研修会ではまず全道から集まった12のセンターから活動報告がありました。北海道の大きな特徴として札幌市をはじめとした指定都市やその他中核市への人口集中があり、それぞれの児家センの活動もその特徴を踏まえて大都市で活動するセンターと地方都市で活動するセンターで様々な違いや特徴がありました。

橋本先生、砂山先生からは、それぞれの置かれた状況で出来ることや大都市と地方都市それぞれのセンターで地域から期待されることや行政との連携の違いなどをそれぞれ自らのセンターでの実践や全国の様々なセンターでの取り組みなどをお話し頂き、たくさんの温かく示唆に富んだコメントを頂くことができました。

最後に砂山先生からあすなろ子育て広場での実践の紹介を通して、それぞれのセンターが地域のニーズひとつひとつにしっかりと取り組むことで、人から人へとセンターの良さが伝わっていくこと、そして地域で大切な資源として認知されるセンターになっていくことが大切というお話を頂きました。

とても広い北海道なので、なかなか集まれる機会も多くはないのですが、今回先生方から頂いたたくさんのアドバイスと温かい励ましを胸にまたそれぞれの地域で必要とされる、愛されるセンターを目指して日々励みたいと思います。